男女問わずに人気のあるデニム。そんなデニムには多くのブランドが存在します。
今回は数あるデニムの中でも世界三大ブランドとも言われているLevi’s(リーバイス)、Lee(リー)、Wrangler(ラングラー)というブランドを3つ紹介したいとおもいます。
Levi’s(リーバイス)
1853年に米国サンフランシスコで誕生したブランドです。元々は金鉱で働く人々のために作られたワークパンツでした。デニムの元祖とも言われるLevi’sの代名詞である501モデルは2023年に150周年を迎えました。アイテムの特徴としてはクラシックなデザインで耐久性にも優れています。中には赤耳と呼ばれる、白いセルビッチの中央に赤色の縫い目が入っているものもあります。
今ではアメリカの工場が閉鎖されているため、アメリカ製は生産を終了しています。ですが、ジーンズの基盤を築き、歴史において重要な役割を果たしたブランドです。
Lee(リー)
1889年にカンザス州にH.D.Lee.マーカンスタイル・カンパニーを設立しました。Leeはリーバイスと並び、アメリカを代表するブランドです。元々は食品料を扱う卸商社でした。Leeはディッキーズなど様々なブランドとコラボをしています。そして1926年には世界で初めてのジッパーフライ・ジーンズを生み出しました。
特徴としては、スレッドリベットといわれるポケットの両端に施せられるX字の補強ステッチは椅子などを傷つけないように金属リベットの代わり考案されたLee独自の仕様となっています。
Wrangler(ラングラー)
Wranglerは、Lee同様にリーバイスと並ぶアメリカを代表するデニムブランドで、1947年にノースカロライナ州、グリーンズボロ設立されました。アウトドアやカウボーイスタイルに合わせたデザインが特徴的です。耐久性に優れており、何度洗ってもよじれずに破けにくい構造になっています。このよじれを防止する生地は「ブロークンデニム」と呼ばれています。
ラングラーの頭文字であるアルファベットの「W」の文字を表しているステッチは「サイレントWステッチ」と呼ばれています。
最後に…
いかがでしたでしょうか。
最近では古着や80年代ファッションといったデニムに興味を持つ人が増えています。古着屋に行くと多くの種類のジーンズと出会うことができます。中には貴重な掘り出し物が見つかるかもしれません。ぜひ探してみてはどうでしょうか?
コメント
👍